急なお知らせで本当に申し訳ありません。
今まで、シェルターでの人手が足りないことからシェルター内でのお世話ボランティアを募集してきましたが、今後は、島在住で継続的に参加していただける方以外は一旦募集を中止することになりました。
実際のところ人手は足りないままなのですが、せっかくボランティアにいらしていただいても、スタッフはたくさんの犬猫のお世話で手一杯のため、していただく作業内容について丁寧にお教えすることができません。
シェルターで私たちが最低限やるべきことは何だっけ?と立ち返ると、
●今いる犬猫のお世話を正しく行うこと
●スタッフの安全を保つこと
だと思い至りました。
それができた上で、ボランティア受け入れや触れ合いスペースをオープンするべきだと考えます。短期のボランティアの方が断続的に来てくださるのは大変ありがたい一方で、毎回作業説明などにスタッフの時間を取られています。
数日いらしていただいた方がお帰りになり、数日後にはまた違う方に同じ説明をするという事が繰り返されています。
これは、今いるスタッフの時間を削り、負担を強いているのではと考えるようになりました。
また、本気でボランティアをしたいと言って来てくださる方はもちろん多いのですが、中には、犬猫に触れ合いたいだけ、というような方もお見えになります。
実際に手伝っていただく内容が、うんち拾いや草むしりなど、犬猫に触れ合わない作業をお願いする場合に、少なからず不満を抱く方もいらっしゃいます。さらには、犬猫への接し方にあまり馴れておらず、あわや事故に!ということもありました。
犬猫と人、双方にリスクがあると感じた場面です。
保護活動を応援していただく形は、ボランティア以外にも様々な形があります。
現在、触れ合いスペースを毎日14時半~17時(16時半受付終了)でオープンしています。
触れ合いスペースの入場料はお一人様500円。入場いただくだけでも、十分に犬猫のサポートになるんです。シェルターの状況や天候によってはクローズの日もありますが、大概の日はオープンしています。犬猫のために宮古島に来るよという方は、今はボランティアをしていただくことは出来ませんが、ぜひこちらに遊びにいらしてください。
ご理解いただけると嬉しいです。
なお、例外として、以下のような専門的な経験や知識がある方、継続的なサポートをいただける方、シェルター運営に一時的でも必要不可欠なサポートについては、引き続きボランティアをお願いしたいと考えています。
〇シェルター内でのボランティア
- トリミング/シャンプー(専門知識やご経験のある方)
〇シェルター内での犬・猫のお世話以外のボランティア
- パークの草刈り/草花の管理
- 施設のメンテナンス
- 空港や病院への搬送
- チラシやポスター掲出依頼活動
- 譲渡会などイベント時のお手伝い
〇バゲージボランティア(宮古島からの直行便限定)
〇島内での一時預かり(一定期間自宅で犬や猫を預かってお世話)
その他、「こんなスキルがあるよ」という方は、個別にお知らせください。
最後に・・・今までボランティアにいらしていただいた方々、本当にありがとうございました!!
皆さまのサポートは、無駄だったわけではなく、とっても助かりました!!
ただ、今後は、お世話ボランティアにいらしていただくにしても、もう少し体制を整えてからにしようと思います。
また、シェルター外でのボランティア活動については、引き続き色々とご協力を仰ぐかと思いますので、皆さま、何卒よろしくお願いいたします。
2019年10月
宮古島 SAVE THE ANIMALS
代表 中原絵梨奈